2011年2月12日土曜日

土石流の危険

久しぶりの更新です。

昨日、新燃岳が再び爆発的噴火をおこしました。
私は爆発した時に高原町近くの高崎におりその瞬間を間近で見ることが出来ました。
凄まじいい勢いで吹き上がる噴煙は瞬く間にはるか上空まで届きその光景に圧倒されました。
一時的に爆発的噴火は起こっておらず、このまま終息してくれればなという淡い期待もありましたが、しかし専門家が予測しているように当分この様な状態が続くのかもしれません。

今回の新燃岳噴火での降灰量は桜島噴火による鹿児島市1年間の降灰量の100倍の量で、雲仙普賢岳噴火の時の10倍の灰が降っているとのことです。
これだけ大量の火山灰がここ3週間位の間に降っている事を考えると次に心配されるのはやはり土石流です。
わずかな雨でも発生すると言われていますし、今後菜種梅雨の時期に成れば更に危険性が高まります。
しかし自然の成す事で今後どの様な事態に成るのかは全く予測のつかない状況です。
土石流発生の危険が有る地域にお住まいの市民にとっては本当に不安な日々が続いていることと思います。
これに対して行政も万全の態勢で対策を講じている事と思いますが、しかしこれまでに経験のない事でもあり見落としている所も有るかと思います。
状況を徹底的に把握てし市民が安心できるような対策を更に講じていく必要があると思います。